「もう、限界かもしれない……」
転勤先という、知り合いもいない土地。夫の帰りは遅く、実家も遠い。
夕方、仕事が終わってから寝かしつけまでの数時間は、私にとって「一番つらい時間」でした。
今日は、かつての私と同じように、孤独な夜と戦っているママさんへ。私がボロボロになりながら見つけた、「心を壊さないための処方箋」をお伝えできたらと思います。
帰宅後のワンオペ育児。止まらない時間との戦い
仕事が終わった瞬間から、ママたちにとっては第二回戦が始まりますよね。蓄積した疲労に追い打ちをかけるような、家事と育児のマルチタスク。
・息つく暇もない夕飯の支度とお風呂。
・「早くして!」とつい口走ってしまう自分。
・洗濯物の片付けに洗い物の山…終わらない家事。
「ワンオペだから、私がやるしかない」
そう自分に言い聞かせれば聞かせるほど、心の中の余裕は削り取られていきました。
「なんで私ばっかり」転勤族という孤独の正体
転勤族にとって、一番つらいのは「物理的な助けがどこにもない」という現実だと思います。
「ちょっと見てて」と言える相手が誰もいない。この「孤立無援」な状況を自覚したとき、わたしの心はひどく暗い場所へ沈んでいきました。
結果、私はいつの間にか、遅く帰ってくる夫への不満を募らせるようになっていました。
「なんで私ばっかり、こんなにがんばらなきゃいけないの…?」
いつも不機嫌で、家族にもやさしくできない。そんな自分を見るのもまた、辛くて仕方がありませんでした。
世界が変わった「期待値をとことん下げる」という決断
ある時、もう頑張るのをやめようと決めました。
「ちゃんとしたお母さん」という期待値を地面まで下げてみたら、見える景色が変わったんです。
テイクアウトは「必要経費」!
料理をする気力がない日は、迷わず外食や惣菜に頼る。それは手抜きではなく、笑顔でいるための必要経費です。デザートなんかも買っちゃいましょう。
我が家はマックが大好きで、ポテトの香りを楽しみながら帰っていました。
「早く寝かせなきゃ」を捨てる
子どもの健康を考えると、早く寝かせなきゃ!と焦ってしまいがちな寝かしつけ。21時のリミッター焦ってイライラした日は数えきれないほど 。
でも、寝るのが1時間遅くなったって、明日元気に起きていればいい。だから、焦る時ほどゆるめるようにしたら、気持ちが楽になりました。
ママが笑っていなくても、子どもが笑っていればOK
「わたし、今日子どもたちに怒ってばっかりだった。本当は笑顔でいたいのに…」と後悔することが多々ありました。
でも、わたしはイライラしてるけど、子どもたちの顔を見ると笑ってるんですよね。
だから、わたしが笑えてなくても子どもたちが楽しそうなら、それで十分100点だよね、と思うとすごく気持ちが楽になりました。
リカバリーできれば、怒っても泣いてもいい
時には、感情が爆発してしまう夜もありますよね。わたしもたくさん経験してきました。(もちろん今もあります。)
でも、別室で深呼吸して落ち着いたあと、「さっきはごめんね」と素直に子どもたちに謝る。そのリカバリーさえあれば、大丈夫だと思えるようになりました。
「誰も頼れない」からこそ、わたしはわたしのルールで生きる
転勤先でのワンオペ育児。「誰も頼れない」状況は、確かに過酷で、涙が出るほど孤独なときもあります。
でも、視点を変えれば、それは「誰にも邪魔されず、自分で選べる」ということでもありました。
夕飯を何にするか。今日をどんなスケジュールで終えるか。誰の顔色もうかがわず、自分のさじ加減で決めていい。
ワンオペ育児は、本当に過酷なハードワークです。
だからこそ、できる限り期待値を下げて自分のペースで毎日を過ごしていくことが大切だと思っています。
「誰も頼れない」のは、甘えでもなんでもありません。
「自分で選べる」から、わたしたちなりのやり方で、わたしたち家族のペースで生きられる道だと思っています。
自分にうんとやさしくしながら、一緒に乗り越えていきましょうね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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