突然ですが、皆さんはお酒と上手に付き合えていますか?
「毎日は飲まないし、平日はノンアルで平気。ただ、週末だけ息抜きに飲むのが楽しみ!」
そんな風に過ごしているママも多いのではないでしょうか。実は、私もその一人でした。
でも、正直に言うなら、週末に「コントロールを失うまで飲み、泥酔してしまうママ」でした。
「お酒でこれ以上、大切なものを失いたくない」
そう心から思い、今日ここで【断酒】を宣言するためにこの記事を書いています。
私がなぜ、約1年間もアルコール外来に通いながら「減酒」を目指し、そして最終的に「断酒」という決断に至ったのか。これまでの過程と、お酒に頼ってしまっていた心理について、ありのままにお話しします。
今、同じように「やめたいのにやめられない」「翌朝の罪悪感で押しつぶされそう」という思いを抱えるママに、届きますように。
毎日飲まないから依存症じゃない?「アルコール使用症」との出会い
私は、毎日お酒を飲むわけではありませんでした。平日は育児に仕事にとバタバタと過ぎていき、お酒がなくても大丈夫なタイプでした。
問題は「週末」でした。
金曜の夜や土曜日、張り詰めていた糸が切れたように開けるビール。最初の一口は最高に美味しいんです。でも、そこからが問題でした。私は、飲み始めると自分の意志で量をコントロールできなくなってしまうのです。
気づけば泥酔。
夜の記憶はすっぽりと抜け落ち、気が大きくなって家族にどんな態度をとったかも覚えていない。
そして翌朝、激しい二日酔いとともに襲ってくるのは、言葉にできないほどの「猛烈な罪悪感と自己嫌悪」でした。
「またやってしまった」
「子どもたちの前で、なんて醜い姿を晒してしまったんだろう」
「私はなんて意志が弱い母親なんだろう」
このループから抜け出したくて、すがるような思いで門を叩いたのが「アルコール外来」でした。そこで医師から告げられたのは、「アルコール依存症」ではなく、「アルコール使用症」という診断でした。
毎日飲んでいなくても、飲む量や状況をコントロールできず、生活に支障が出ている状態。意志の強さの問題ではなく、脳のブレーキが効かなくなっている状態なのだと知りました。
期待と裏腹の「減酒」アプローチ。1年間の通院で分かったこと
「もうお酒をやめよう」
そう覚悟して通い始めたアルコール外来でしたが、先生からの提案はまさかの「減酒(お酒の量を減らすこと)」でした。
まずは完全にやめるのではなく、コントロールする練習から始めましょう、と。そこから私の「減酒チャレンジ」の1年間が始まりました。
・飲んだ量を記録する「レコーディング」
・飲酒欲求を抑える、またはお酒が美味しく感じにくくなるお薬の服用
・定期的なカウンセリング
これらを実践していく中で、確かな変化もありました。カウンセリングを通して自分の心が整理されたおかげで、飲んだ翌日にメンタルが落ち込む「酒鬱(さけうつ)」の症状は、明らかに減ったのです。
「あ、私、少しずつ変われてるかも」
そう思ったのも束の間、根本的な問題は解決していませんでした。
お酒を口にすると、やっぱりブレーキが壊れてしまうのです。相変わらず記憶をなくし、気が大きくなってしまう週末は無くなりませんでした。
「薬を飲んでも、記録をつけても、私はお酒をコントロールできないんだ」
1年かけて気づいたのは、「私にとって、お酒のコントロールは不可能である」という、悔しいけれど確かな事実でした。
なぜ、私はそこまで「アルコール」を必要としていたのか?
カウンセリングの中で、先生と一緒に「どうして私はそこまでお酒を飲んでしまうのか」という心理の深掘りをしました。
そこで見えてきたのは、私が無意識に抱えていたプレッシャーでした。
平日はワンオペ状態での育児、仕事、そして「ちゃんとしなきゃ」と、常に頭も体もガチガチに緊張していたのです。
わたしにとってお酒は、ただの嗜好品ではありませんでした。
「強制的に脳のスイッチをオフにするための道具」であり、「普段、抑圧している素の自分を解放するための免罪符」だったのです。
「お酒の力を借りないと、リラックスすらできないくらい、張り詰めていたんだね」
その心理に気づいたとき、自分を責める気持ちが少しだけ消え、もっと自分にやさしくありたいと思えるようになりました。
自己肯定感、健康、お金、時間・・・もう失いたくない。私が「断酒」を決意した理由
でも、もうその心の守り方は終わりにします。
減酒を試みた1年間を経て、私は確信しました。
「1杯だけ楽しく飲む」ができない私に残された道は、「1杯目から完全に手放す(断酒)」ことだけだと。
お酒によって、私はたくさんのものをすり減らしてきました。
自己肯定感: 酔った時の豹変ぶりから毎回自己嫌悪に陥るループ
健康: 翌日を丸一日無駄にするほどの酷い二日酔い
お金: 記憶にない楽しみに費やしてしまった出費
家族との大切な時間: 休日の朝、子どもたちが「ママ、遊ぼう!」と言ってくれているのに、布団から起き上がれず過ごした時間
お金や健康は取り戻せても、「子どもたちが小さくて、ママを必要としてくれる、今この瞬間」は、二度と取り戻せません。
二日酔いで頭を抱えて過ごす日曜日や、記憶のない土曜日の夜のために、家族との大切な笑顔の時間をこれ以上失いたくない。それが、私が断酒を決意した一番の理由です。
今日からスタート。同じ悩みを抱えるママへ
というわけで、私、今日から完全にお酒をやめます。ここに断酒を宣言します。
「お酒をやめる」と言うと、周囲からは「寂しくない?」「人生の楽しみの半分が消えるよ」なんて言われるかもしれません。でも、お酒を手放した先にある「自分を好きでいられる毎日」や「清々しい週末の朝」のほうが、今の私にとっては100倍価値があります。
もし、この記事を読んでいるママの中で、
「実は私も週末泥酔してしまう……」
「やめたいのにやめられなくて、自分が嫌いになる」
と悩んでいる方がいたら、どうか自分を責めないでください。
それはあなたの意志が弱いからではなく、毎日を必死に頑張っている心のサインであり、脳の仕組みのせいかもしれません。
もしよかったら、まずは私と一緒に「お酒のない、ちょうどいい暮らし」を探してみませんか?
これからブログでも、断酒の経過や、お酒の代わりにみつけた新しい癒やしの時間について発信していきます。
私のこのリアルな挑戦が、どこかの誰かの「一歩」を応援する力になりますように。
マイペースに、一歩ずつ進んでいきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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