ママになって人生が180度変わった。人生を動かすために始めたジャーナリング
7年前、初めての出産を経験して、私の人生は180度変わりました。
それまでは自分のことだけを考えていればよかったのに、子どもが生まれるとそうはいきません。
育児・家族・仕事……何一つ思い通りにいかず、これまでの生き方をすべて考え直さなければなりませんでした。
わたしがそんな大きな変化を余儀なくされている一方で、産休も育休もなく、それまでと何も変わらない生活を送る夫。
「なんでわたしばっかり……」と、自分だけが理不尽な負担を背負わされているような怒りと悔しさが、常に心の中にありました。
正直なところ、当時は離婚が頭をよぎったことも何度もあります。でも、当時の私には自分の力だけで子どもを育てていく自信もありませんでした。
ぐるぐると頭を廻る、答えのない思考。抱えきれない真っ黒な気持ちをどうにかして消化したくて、藁をもすがる思いで始めたのが、自分の気持ちをそのまま書き出す「ジャーナリング」でした。
最初はただ、苦しい気持ちを吐き出して整理するために始めた習慣でした。しかし、さまざまなツールの力を借りながらやり方をアップデートしていくうちに、それは単なる愚痴吐きではなく、「本当はどうしたい?」という未来の自分への問いかけに変わっていったのです。
今では、自分の心の現在地を知り、人生の方向性を教えてくれる「コンパス」のような役割になりつつあります。
今回は、わたしがボロボロの状態からこれまで続けてきたジャーナリングについて、具体的なやり方やおすすめのツールをお話ししたいと思います。
「日々のモヤモヤや悩みを整理したい」「人生を少しでも良い方向に変えたい」そんな思いをもつ方の力に、少しでもなれたら嬉しいです。
ジャーナリングは「本当の自分の気持ち」を知るためのヒント
ジャーナリングとは、自分の頭に浮かんできたことをそのまま紙やスマホに書き出すことで、「書く瞑想」とも言われています。
書き出すときは、良い・悪いといった判断(ジャッジ)を一切せずに、ありのまま書き出すことが最大のポイントです。書くことを通して頭の中がスッキリしたり、感情を客観視できたりすることで、ストレスの解消や悩みの解決につながると言われています。
特に子育て中の悩みは、ライフステージや置かれている環境が人によってバラバラで、周りの人にはかえって相談しにくいときもありますよね。
わたし自身も、出産後すぐに遠方へ引越したり、コロナ禍に突入したり、友人たちと出産のタイミングがズレていたりと、なかなか孤独を打ち明けられない状況でした。
一番分かってほしいはずの夫が、当時はストレスの大きな原因だったこともあり、誰にも本音を言えませんでした。
しかし、ジャーナリングなら、誰かに話すときのような「こんなこと言ったら引かれるかも」という心理的なハードルが一切ありません。心がもやもやしたり、涙がこぼれそうになったりしたときは、いつもノートやアプリに向き合っていました。
【初心者向け】悩みがスッキリ消えるジャーナリングの具体的なやり方
「やってみたいけれど、何から書けばいいの?」という方のために、わたしが実践しているおすすめのやり方を3つのステップでご紹介します。
ステップ1:時間を決めて、とにかく手を動かし続ける
最初は1回3分〜5分だけでもOKです。タイマーをセットして、その間はとにかくペンを動かす(またはスマホを打つ)ことに集中します。
ステップ2:綺麗に書こうとせず、思ったまま吐き出す
文脈がめちゃくちゃでも、汚い言葉になっても構いません。誰にも見せない場所なので、心の奥にあるドロドロした本音もすべてありのままに書き出します。
ステップ3:最後に「本当はどうしたい?」と自分に問いかける
感情をすべて出し切って頭がすっきりしたら、最後に「じゃあ、私は本当はどうしたいんだろう?」と自分に質問を投げかけてみます。不思議と、次に進むべき小さな一歩が見えてきます。
気持ちに向き合い、悩みを整理するおすすめツール3選
わたしはこれまで、自分のライフスタイルの変化に合わせてさまざまな方法でジャーナリングを実践してきました。なかでも特におすすめだった3つのツールを、ステップ順にご紹介します。
1.手軽に始めたい人へ:ジャーナリングアプリmuute(ミュート)
わたしがジャーナリングを始めたときから、かれこれ7年以上お世話になっているのが、この「muute」というアプリです。
子どもが小さいうちは、まとまった時間をとってノートを開き、ペンを握ることすらハードルが高いですよね。そんなとき、スマホひとつでいつでも始められるのが最大のメリットです。
アプリを開いて手軽に気持ちを書き出したら、「もやもや」「穏やか」「感謝」など、今の感情をラベリングします。これによって、自分の状態をより客観視できるようになります。
また、ジャーナリングの記録をもとに感情のバイオリズムをグラフ化してくれたり、世界の偉人が残した元気が出る名言を表示してくれたりもします。
完全にパーソナルな空間で余計な広告も一切なく、使うだけで安心して前向きになれるアプリです。
長く使っていると、たまに「〇年前の今日、こんなことを考えていました」と昔の記録がランダムに表示されることがあります。
「昔も同じことで悩んでたんだな」と親近感が湧くこともあれば、「わたし、ちゃんと成長できているな」と自信をもらえることも。まずは手軽に始めてみたい方にイチオシです。
muuteについて詳しくはこちら
2.じっくり自分と向き合う:pure life diary(ピュアライフダイアリー)
「自己理解を深めながら、少しずつ、やさしく変化していきたい」と思ったときに出会ったのが「pure life diary」です。
これはスケジュール管理のための手帳ではなく、「ありたい自分を見つけていくための1年間の手帳(ジャーナリングノート)」です。
かといって、「目標達成のためにTODOリストを書く」というストイックなものではなく、「TO BE(自分がどうありたいのか)」にフォーカスして、優しく自分を深めていくことができます。
日々の気持ちの記録だけでなく、定期的に取り組めるワークがたくさん用意されているため、自分の強みや価値観を自然と引き出すことができます。
使い方の解説動画があったり、公式LINEで質問ができたりとサポート体制が手厚いのも魅力です。わたしは2年ほど愛用し、自分の「ありたい姿」をクリアにする大きなきっかけをもらいました。
3.理想を現実の行動に変える:Y-Style 私らしさ手帳
pure life diaryで「自分のありたい姿」が明確になった後、現在のわたしが愛用しているのが「Y-Style 私らしさ手帳」です。
こちらはジャーナリング専用の手帳ではありませんが、「なりたい自分」を書き出せるワクワクするページが豊富に用意されています。最大の特徴は、見開きのウィークリーページで日々の行動を見直しやすい点です。
わたしは現在、この手帳の空きスペースを使って毎日の気持ちを整理しつつ、「今週叶えたいアクション」や一日のスケジュールを書き込んでいます。
朝の数分だけでも「なりたい自分リスト」を眺めることで、気持ちが少し前向きになれるを感じています。自分の気持ちを整理した上で、それを具体的な行動に移していきたい方にぴったりです。
ジャーナリングを続けてきたことで、自分を肯定できるようになった
わたしは、もともと自分に全く自信がありませんでした。「大した学歴もないし、仕事もパッとしない。周りのみんなはどんどん次のステージに進んでいくのに、自分だけが取り残されている……」そんな焦りばかりがありました。
さらに子育てが始まると、「こんな未熟なわたしが母親でいいのだろうか」と、不安で何度も押しつぶされそうになりました。
正直に言うと、こうした不安や自信のなさは、今でも完全に消え去ったわけではありません。
でも、ジャーナリングを通して自分の「本当の気持ち」に少しずつ触れていくなかで、「大丈夫、私は私なりにちゃんと前に進めている」と、ほんのちょっとずつですが自分を肯定できるようになってきました。
何も変わらないと苛立っていた夫に対しても、今では「あの大変だった出産・子育て期があったからこそ、自分自身が変わるきっかけをもらえたんだな」と、心の底から感謝できるようになりました。
「日々の悩みを整理したい」
「自分の本当の気持ちが分からなくなってしまった」
そんな風に一人で抱え込んでいるママさんにこそ、ジャーナリングは本当におすすめです。
まずはアプリなど、1分でもいいので手軽な方法から始めてみてください。きっと、驚くほど心が軽くなるのを感じられるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


コメント